留学・ワーホリにおすすめ!ソニー銀行のメリット・デメリット
海外長期滞在するなら絶対にソニー銀行口座を開設しておくべきです。
この記事では、実際に海外在住でソニー銀行を活用している立場からメリット・デメリットをお伝えします。
※ソニー銀行の広告ではありません
メリット
口座開設費・維持費無料
日本では当たり前かもしれませんが、口座開設費・維持費は一切かかりません。
海外の銀行では費用がかかることも多いです。
振込手数料は月2回まで無料(※)。国外転出後も日本円を日本国内銀行に振り込んだり受け取ったりすることが可能です。
※Sony Bank WALLET を持っている場合(便利&無料なので持っておいてください)
※条件を満たすとさらに無料回数が増えます
国外転出しても使える
ソニー銀行は、日本のネット銀行としては数少ない非居住者(国外転出者)が使い続けられる銀行です。しかも無料。
堂々と住所を海外に変更して使用し続けられます。
国外転出後に円の振込や受け取りなど実際にやってみましたが、問題なくできました!
国外転出後に口座開設することはできないので、必ず出国前に開設しておきましょう。また、出国時には所定の手続きを行ってください。
※非居住者は一部の取引に制限があります
外貨購入が簡単・レートが良い
ソニー銀行では、アプリやWebサイトで簡単に外貨購入ができます。しかもレートが悪くないです(Wiseと同じぐらい)。
事前に口座開設して円を入れておけば、好きなタイミングで外貨購入できます(対象通貨のみ)。
海外でもデビットカードで買い物できる
ソニー銀行の Sony Bank WALLET は、ソニー銀行のキャッシュカードとVisaデビットが一体になっているカードです。
海外でもVisaのクレジットカードと同じように買い物などで使うことができます。デビットカードなので、使用した分が即座にソニー銀行口座から引き落とされます。
ソニー銀行に外貨を入れておけば外貨口座から引き落とされるため、海外使用時に余計な手数料がかかりません。
- 対象通貨
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- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
- NZドル
- カナダドル
- スイスフラン
- 香港ドル
- 南アランド
- スウェーデンクローナ
対象通貨を持っていない場合や対象通貨以外の通貨利用時でも、円普通預金の残高があれば円から自動で両替して支払いに充てることができます。ただし、対象通貨の口座を持っていない場合、日本の一般的なクレジットカードを海外で利用するときと同じくらいの手数料がかかります。
海外ATMで現金を引き出せる
ソニー銀行の Sony Bank WALLET があれば、海外のATMで現地通貨を引き出すこともできます。
手数料が特別安いわけではないので、まとまった額を送金する場合はWiseの方がおすすめです。
タッチ決済対応
ソニー銀行の Sony Bank WALLET はタッチ決済に対応しているカードです。
たとえばカナダでは普段現金を使う場面はほぼなく、クレジットカードやスマホなどのタッチ決済を使う人が多いです。日本でも増えてきていますね。
Sony Bank WALLET はタッチ決済に対応しているので、決済端末にタッチするだけで支払いができます。暗証番号を入力する手間もかからず便利です。
デメリット
窓口がない
ソニー銀行はネット銀行なので、銀行のオフィスや窓口がありません。これをデメリットと感じるかは人によると思います。
問い合わせや手続きはすべてオンラインまたは郵送で行う必要があります。
一度チャットで問い合わせたことがありますが、botではなく人間が対応してくれて安心でした。待ち時間も短かったです。
残高証明書発行が面倒
ソニー銀行の残高証明書発行は、有料かつ郵送のみの対応です。郵送なので時間もかかります。
ネット銀行ではオンラインで無料&即座に残高証明書発行が可能な銀行もあるので、比較すると不便に感じます。
国外転出後の外貨送金不可
非居住者は、ソニー銀行の外貨預金口座にある外貨(日本円以外の通貨)を送金することはできません。
たとえば、日本を出国後カナダで銀行口座を開設してから、ソニー銀行口座にあるカナダドルをカナダドルのままカナダの銀行口座に移そうと思ってもそれはできません。
ソニー銀行の外貨送金サービスを利用できるのは日本国内居住者のみとなっているためです。
ソニー銀行で外貨購入するのは、Sony Bank WALLET で外貨のまま使う予定の分と、緊急時にATMで引き出す分ぐらいにしておいた方がいいかもしれません。
海外ではアプリが使えない
海外ではアプリのアップデートができなくなることがあるため、国外転出者はWebサイトを利用することが推奨されています。
海外で現地のアプリをダウンロードするためには、端末の「国・地域」の設定を変更する必要があります。そしてその「国・地域」が日本でなくなることにより、逆にソニー銀行のアプリがアップデートできなくなるということです。
ソニー銀行のアプリはスタイリッシュで使いやすいです。一方、Webサイトは古めであまり使いやすくありません。
デビットカードが使えない場面がある
ソニー銀行のデビットカード Sony Bank Wallet は、日本でも海外でも基本的にクレジットカード(Visa)と同じように使えますが、ときどき使えないことがあります。
たとえば、Apple ウォレットには追加できません。
カナダのスーパーやレストランでは今のところ使えなかったことはありません。
使えない場合に備えて予備のクレジットカードを持っておくと安心です。
まとめ
デメリットがあるとはいえ、国外転出する人にソニー銀行はとてもおすすめです。海外旅行や短期滞在時にも使いやすいです。
私はソニー銀行以外の日本の銀行口座をすべて解約して渡航しました(他の銀行は非居住者対応していなかったので)